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未経験からのネットショップの始め方4STEP|何を売る?売れるものの見つけ方も解説

あなた

「初めてネットショップに挑戦するけど、何をやればいいかわからない。売るものも含めて始め方についてまるっと解説がほしい。」

こういった方向けの記事です。

 

ネットショップの始め方、売るもの・売れやすいものについて、初心者向けにわかりやすく解説します。

 

なお、この記事は下記のような方にもおすすめです。

  • ネットビジネスをこれから始めたい方
  • 個人で稼ぐ力を身に付けたい方
  • アフィリエイトなどのネットビジネスをする方

 

ビジネスの本質は同じなので、ネットショップだけでなく幅広く役立つ内容になっていると思います。

 

これを書いている私は、ネットを使ったビジネス歴は5年程度です。過去の振り返りも兼ねてまとめていきたいと思います。

 

それでは進めていきます。

 

ネットショップ販売の基本の4STEP

 

STEP1:【差別化】差別化ポイントで商品・サービスを明確にする
STEP2:【継続性】継続性の観点から商品・サービスを再検討する
STEP3:【構築】ネットショップをつくる
STEP4:【集客】集客する

継続して成果をあげるためには、上記の3つの要素を満たしている必要があります。

理由は次の通りです。

「差別化」ができていないと、お客さんに選ばれず売上がたちません。
「継続性」がないと、長く安定的にネットショップ運営を行うことができません。
「集客」ができていないと、お客さんに知ってもらえず売上がたちません。

 

これらの要素はごく基本ですが、意外と両立するのが難しいものでもあります。

 

たとえば、「得意を活かして始めたけど、安くしすぎて長く続けられなかった」「これなら長く続けられそうと思ったけど、ニーズがなかった」などのようなケースはよく見かけます。

 

どれか一つでも欠けると継続が難しくなってしまうので、これから始める方はもちろん、なんだかうまくいかないなという時にも立ち返って意識することが大切です。

 

ということで、上記4つのステップに沿って、ネットショップの始め方を解説していきます。

 

STEP1:差別化ポイントで商品・サービスを明確にする

 

差別化ポイントは、「自分の得意・強み」×「競合の得意・強み」×「ニーズ」が重なるところから見つけることができます。

 

以下のプロセスで差別化ポイントから商品・サービスを明確にできます。

 

  1. 自分の得意・強みを洗い出す
  2. 競合リサーチをする
  3. ニーズをリサーチする
  4. 差別化ポイントで商品・サービスを明確にする

 

一つずつ解説していきます。

 

①自分の得意・強みを洗い出す

 

下記3つの側面から得意を洗い出してみましょう。

  • スキル
  • 知識
  • 経験

 

具体例:私の場合

デザイン、イラスト、アート、編集、ライター、プロジェクトマネジメント、ネットショップ運営、WEBサイト運営、ブログ型アフィリエイト運営、組織開発コンサル、ハンドメイドブランドコンサル、ブログコンサル、マーケティングなど

 

喜ばれた記憶や、楽しかった記憶などから得意を洗い出すのもおすすめです。よりニーズが高く、自分も楽しく継続できる商品やサービスを探すための大きなヒントになります。

 

②競合リサーチをする

 

得意を洗い出したら、次に自分の得意ジャンルと同じ、あるいは似ている、競合となるネットショップをリサーチします。

 

リサーチポイント

  • 商品やサービス
  • 提供方法
  • ターゲット
  • 価格帯
  • 特に評価の大きいポイント
  • 自分にはあって、競合がまだ着手していないポイント

 

ここでは仮に、私の得意の中から「ハンドメイドブランドコンサル」のジャンルで競合をリサーチしてみました。結果は下記の通りです。

 

具体例:「ハンドメイドブランドコンサル」の競合リサーチ結果

商品やサービス:相談・アドバイス、販売ページ作成、集客ツール作成
提供方法:オンラインアドバイス、テキスト
ターゲット:ハンドメイド作家
価格帯:1,000円~10,000円程度
特に評価の大きいポイント:ターゲットのレベル感に合わせたアドバイス、サポート期間
未着手ポイント:ブランドロゴ制作、コンセプト設計、トータルプロデュースなど

 

内容にもよりますが、大体5~10件くらいを調べれば、ある程度網羅的な情報を集めることができると思います。

 

③ニーズをリサーチする

 

次に、得意ジャンルを「ニーズ」の観点でリサーチしていきます。ニーズリサーチの手法はたくさんあります。

 

ニーズリサーチの手法例

  • アンケート調査
  • インタビュー調査
  • 行動観察調査
  • SNS調査
  • ネット検索 など

 

大がかりなものはコストがかかったり、多くの人に依頼したりする必要があります。個人が行う際には、ネットやSNSでの検索で十分かと思います。

 

ネットやSNSでリサーチを行う際のポイントは、下記の通りです。

 

ネットやSNSでリサーチを行う際のポイント

  1. ニーズがあるか
  2. ネット購入のニーズがあるか

 

一つずつ解説します。

 

1.ニーズがあるか

まずは、「ニーズそのものがあるか」を調査する必要があります。

 

ターゲットの「購入実態」や「課題や要望」を探すことで、ニーズの有無を確認できます。探すところは商品やサービスによって様々ですが、主な探し先は下記になります。

 

主なニーズの探し先

  • ターゲットが読むメディア
  • ターゲットが利用するネットショップ
  • SNS(Twitter、Instagram、Pinterest、Youtubeなど)
  • ヤフー知恵袋、など

 

ジャンル別にあげると、下記の通りです。

 

ジャンル別:主なニーズの探し先

  • 化粧品なら・・・@cosme、LIPSなど
  • 物販なら・・・Amazonや楽天など
  • ハンドメイド商品なら・・・Creemaやminnneなど
  • ライフスタイル雑貨なら・・・キナリノや北欧暮らしの道具店など
  • 無形商品なら・・・SKIMAやココナラなど

 

記事や口コミ、公開されているユーザーに関するデータの中に、「購入実績」やターゲットの「課題や要望」などを発見することができます。ほかには同ジャンルの商品を扱う事業者のサイトの中の「顧客の声」なども参考になります。

 

リサーチポイント

  • ニーズの多さ
  • ターゲットが商品やサービスにたどりつく経路
  • 特に多い課題や要望
  • 商品やサービスの購入理由、購入や利用をする決め手
  • 商品やサービスの内容や品質に関する意見

 

ニーズの有無や多さ以外にも、ニーズの集まりやすいポイントを具体的に調査しておくことで、ターゲットニーズに最適化した商品やサービスを作るためのヒントになります。

 

2.ネット購入のニーズが高いか

 

具体的には下記の3種類です。

 

ネット購入ニーズの高い商品やサービス3種類

  1. 実店舗で入手しにくい商品・サービス
  2. ネットでしか買えない商品・サービス
  3. ネット購入のメリットがある商品・サービス

 

たとえば「ポテトチップス」。わざわざネットで検索して購入する方よりも、スーパーでなんとなくついでに…という感じで購入される方が大半だと思います。

 

商品・サービス選びを間違ってしまうと、「ニーズ自体はあるけど、ネットショップで買う人がほとんどいない」ということになる可能性もあります。こうなってしまうと、売上につながらないばかりか、コストや労力を無駄に使ってしまうリスクもあります。

 

ですから、「ネット購入ニーズが高いか」という観点もとても大切です。

 

ということで、もう少し具体的に、ネットショップで売れやすい商品やサービスについて簡単にご説明していきます。

 

1.実店舗で入手しにくい商品・サービス
  • 専門的なモノ
    実店舗では取り寄せになったり、取り扱っていないことが多いためネットショップ購入のニーズが高いです。ただニッチなモノになるほど購入者も減るので、売上UPには貢献しにくくなります。リピーター育成や、一定数の顧客確保につながる可能性は大きいといえます。
  • お取り寄せ商品
    実店舗に連絡して取り寄せを依頼するよりは、ネット購入の方が簡単なので、ネット購入されやすいです。
  • 季節はずれの商品
    季節はずれの商品は、実店舗で取り扱っていないことが多いため、ネットショップで購入されやすいです。

 

2.ネットでしか買えない商品・サービス
  • WEB限定商品・サービス
    シンプルにネットでしか購入できないうえ、「WEB限定商品」というプレミア感も手伝って購入されやすいです。
  • インターネット上のサービス
    インターネットを通じて提供されるサービスで、たとえば映像や音楽などのコンテンツや、WEBサービスなどがあります。
  • 地域限定商品
    販売地域外にお住まいの方の入手手段として、ネット購入につながりやすいです。

 

3.ネット購入のメリットがある商品・サービス
  • 重いモノ
    「重くて運ぶのが難しい」という事情から、ネット購入に至るケースが多いため。筆者の運営するショップでも飲料やお米などを購入されるケースが多いです。ほかにも、機械や家具、電化製品などがあります。
  • かさばる商品
    たとえばティッシュやおむつのような商品は簡単に運べますし、近所でも買えますが、すぐに両手がうまってしまって不便ですし、毎回買うのも面倒です。こういったものはネットでまとめ買いをする方も多いです。
  • 人前で購入しづらいモノ・サービス
    ダイエットや育毛剤などのコンプレックス関連商品や、衛生用品など。「人目にふれずに購入したい」という心理が働く商品は、ネット購入につながりやすいです。ほかにも、「顔をみせずに相談したい」という理由でネット上の相談やカウンセリングなども考えられます。
  • 一点もの
    「今すぐ入手しないと、売れてしまうかも」という心理から、ネット購入されやすいです。
  • 鮮度が大事な商品
    実店舗で買うと流通に時間がかかる分、鮮度は落ちます。生産者から直接購入すればなるべく鮮度の高い状態で入手できるため、ネット購入ニーズが高い傾向があります。
  • 購入検討のために情報集めをしたいモノ
    価格が高いモノ、検討事項が多いモノ、こだわりのモノなどは、「ネット上で情報を集めて十分に検討したい」という心理が働くため、ネット購入されやすいです。
  • ネットで購入した方が安値で購入できるもの
    中間マージンがかからない分、実店舗より安く売っているという商品は多くあります。
  • 定期購入商品
    食品や消耗品など、定期的に購入する商品は毎回買い足すのも面倒なので、定期購入で注文を自動化する方も多いようです。ただし、定期購入の場合わずかな金額差が重なって大きな出費になるため、価格面にシビアになります。ですから、商品選びや提案方法のスキルが求められる商品と言えます。

 

「自分の得意」×「競合の強み」×「ニーズ」に関する解説は以上です。

 

次に、差別化ポイントから商品・サービスを明確にしていきましょう。

 

④差別化ポイントで商品・サービスを明確にする

 

STEP1の①~③で洗い出した情報を見ながら、

  • 「自分の得意」が生かせて、
  • 「競合の強み」と重複せず、
  • 「ニーズ」のある

商品やサービスを明確にしていきます。

 

具体例は下記の通りです。

 

具体例:私の場合

  • ターゲット:立ち上げ期のハンドメイド作家
  • 提供商品:①立ち上げコンサル(相談・アドバイス)、②立ち上げに当たって必要なツール作成(コンセプト、販売ページ、ブランドロゴ、名刺など)③ハンドメイド作家コミュニティ
  • 切り口:①+②+③のセット売り
  • 価格帯:①500円、②ツール別に見積もり、③1万円/1年契約

 

ポイントは下記の通りです。

  • ライバルが着手していないけどニーズが多い、コミュニティ機能を追加
  • ライバルが着手していないけどニーズが高い、立ち上げ期のターゲットに絞る
  • ライバルはコンサル費1,000~10,000円という価格帯に対して、最低価格の500円で差別化し、インパクトをつけた。ツール作成やコミュニティ運営で儲けを出す戦略。

 

複数の得意を組み合わせたり、領域を絞って専門性を高めるなどで、あなたならではのオリジナルかつ付加価値の高い商品・サービスをつくることが大切です。

 

次に、「継続性」の観点から再検討していきましょう。

 

STEP2:継続性の観点から商品・サービスを再検討する

 

ネットショップをはじめても、継続できなければ元も子もありません。ですから、商品やサービスを決める際には「継続性」の観点から検討することも重要なポイントです。

 

①指標について理解する

検討の際は、経営判断の指標が役立ちます。本来は、企業が経営改善を行うために用いる指標ですが、ネットショップ運営にも活用できます。

 

主な経営判断の指標は下記の4つです。

 

継続性を判断する主な4つの指標

  • 成長性・・・売上高伸び率、利益増加率
  • 収益性・・・売上高営業利益率、売上高経常利益率など
  • 生産性・・・労働生産性、労働分配率
  • 安全性・・・自己資本比率、固定比率など

 

上記は「こういう指標があるんだな~」という理解で大丈夫です。これらをネットショップ運営に当てはめて解説していきます。

 

成長性

「将来的にどの程度成長(売上高や利益率の増加)が見込めるか」を表す指標です。

たとえば衰退市場に参入してしまった場合、自分がどんなに頑張ったところで市場が衰退している中では大きな成長は見込めません。最悪の場合、まったく売り上げがたたなくなるということもあり得ます。

ですから、商品やサービスを設計する際には、「長期的に売上高や利益率の増加が見込めるか」、「売上高や利益率が減少する要因をいかに排除するか」といった視点も大切です。

 

収益性

「売上に対して利益がどれだけ占めているか」を表す指標です。

たとえば、「100,000円売り上げたけど、原価や人件費をひくと、利益が10,000円しかでない」といったケースは意外とあります。収益性が低いと、継続することは難しいですよね。

安定的に運営を続けていくためには、一定の利益率を確保できるように商品やサービスを設計することも大切です。

 

生産性

「労働の投下に対する時間当たりの生産性」を表す指標です。

たとえば「8時間以上かけて、やっと5,000円の商品が1個完成」といったケースは意外とあります。これだと、単純に計算しても時給625円です。原価を差し引くと、もっと下がります。生産性が低いことも、ネットショップ運営の継続を難しくさせる一つの要因となります。

「営業利益÷総労働時間」の計算で時給を求めることができます。一定以上の時給を確保できるように商品やサービスを設計することも大切です。

 

安全性

分かりやすく言うと、「ネットショップ運営の元手となるお金のうち、返済する必要のない資金の割合」を表すもので、支払い能力や企業体力を表す指標です。この割合が高いほど、安定運営ができると判断されます。

たとえば「自己資本が100万円だけど、そのうち90万円は借りたお金」というケースですと、「売上がたたないうちに返済期限が来て、運営費用を出せなくなってしまった」ということもあり得ます。

安定的に運営を続けていくためには、一定以上の自己資本比率を維持することが大切です。

 

指標の解説は以上になります。

 

②商品・サービスを再検討する

指標について理解できたら、STEP1の④で明確にした商品・サービスを、上記の4つの指標に沿って再検討してみてください。

 

イメージしやすいように、具体例をひとつ。私が「生産性」の観点で工夫したポイントをご紹介します。

 

  • 工夫したポイント:ターゲットを「立ち上げ期の方」に絞った点
  • 理由:ターゲットを立ち上げ期に絞ると、相談内容はある程度似通ってきます。よくある相談への回答をテキストとして事前にまとめておけば、あとは相談者のお悩みに応じて資料を組み合わせて提供するだけで対応できます。ターゲットを絞ることで、ノウハウやナレッジを蓄積しやすく、横展開しやすくなり、効率的な販売が可能となります。

 

上記の通りです。

 

ご自分の商品やサービスに当てはめて、検討してみてくださいね。

 

STEP3:ネットショップをつくる

 

商品やサービスが明確になったら、それに沿ってネットショップをつくります。ここでは定番のサイトをいくつかご紹介します。

 

ネットショップの定番サービス

BASE:ド定番のネットショップサービス
STORES:デザインテンプレートが豊富
MakeShop:全店舗総流通額が8年連続で業界No.1
Shopify:海外販売も可能
minne:ハンドメイド商品・手作り品通販サイト
Creema:ハンドメイド商品・手作り品通販サイト
ココナラ:自分の得意なことが出品できるスキルマーケット

 

ネットショップの主な比較項目は下記の通りです。

 

ネットショップの主な比較項目

  • ターゲット層
  • 販売可能な商品
  • モール型・カート型
  • 初期費用
  • 月額費用
  • 販売手数料
  • 集客力
  • デザイン性
  • 購買率
  • サーバー容量
  • システムメンテナンス
  • スマホ対応
  • メルマガ配信機能

 

様々な種類がありますので、ご希望に合うものを探してみてください。

 

STEP4:集客:集客する

 

ショップの用意ができたら、あとは集客をしていきます。

 

集客に使われている主なツールは下記のとおりです。

 

集客に使われる主なツール

  • SNS(Instagram、Twitter、Pinterest、LINEなど)
  • 動画(Youtube、TikTokなど)
  • ブログ(ワードプレス、noteなど)

 

集客の際のポイントは下記の3点です。

 

集客のポイント

  1. ターゲットに合わせた集客ツールを使う
  2. 商品やサービスに合わせたツールを使う
  3. ターゲットの認知度・興味度に合わせた発信を行う

 

簡単に解説します。

 

①ターゲットに合わせた集客ツールえらび

 

あなたのターゲットと利用者層が近い集客ツールを使うことで、あなたの発信をターゲットに届けることができます。

 

各ツールの利用者傾向のまとめ集客に使われる主なツール

LINE:ユーザー数が断トツで多い。年齢層が幅広い
Twitter:10~20代が多い、30~40代も増加中
Instagram:20~40代が多い、国内ユーザーの6割が女性
Facebook:30~50代が多い、国内ユーザーの6割が男性
TikTok:20代以上が約7割、男女比は約半々
Pinterest:30~60代が多い、国内ユーザーの8割が女性

 

上記を参考にしつつ、あなたのターゲットに近いツールを選んでみてください。

 

②商品やサービスに合わせた集客ツールえらび

 

わかりやすいように、先に具体例からご紹介します。下記の通りです。

 

商品やサービスの特性から見たおすすめ集客ツール

  • 視覚に訴える商品やサービスに強い
    →Instagram、Youtube、TikTok、Pinterest
  • 知識やノウハウ系の商品やサービスに強い
    →Twitter、ブログ、note、Youtube

 

上記のように、商品やサービスによって合うものと、合わないものとがあります。

 

たとえば、ケーキのネットショップの場合。文章でつらつらとケーキの魅力を語るよりも、ケーキの写真をInstagramやPinterestなどで発信したり、作っている過程の動画をYoutubeやTikTokで流した方が圧倒的に人目をひきますし、拡散力も高いと思います。

 

一方で、たとえばコンサルのような商品の場合は、その知識量や経験がものをいうジャンルですので、Twitterやブログ、Youtubeなどで有益な情報を発信した方が魅力が伝わりやすいです。

 

あなたの扱う商品やサービスの

魅力が最も伝わりやすいツールは?

最もインパクトを出しやすいツールは?

といった観点で検討してみてください。

 

③ターゲットの認知度・興味度に合わせた使い分け

 

アプローチの方法は一つだけでなく、使い分ける必要があります。

 

理由は、消費者が商品やサービスを購入するまでには、下記のような段階をたどるからです。

 

認知・注意▶興味・関心▶検索▶行動▶共有

 

上記の通りで、たとえばまだあなたの商品やサービスを知らない「認知・注意」段階のターゲットには、関心がなくても印象に残るようなシンプルかつインパクトのあるメッセージが有効です。

 

一方で、既にあなたの商品やサービスに興味を持って「検索」しているターゲットには、商品やサービスに関するより詳細な情報が有効です。

 

このように各段階に合わせた効果的な発信を行うことで、購買意欲を徐々に高めていくことができます。ですから、各ツールの特性をふまえて、ツールを使い分けることがポイントになります。

 

具体例:ツールの特性の違い

  • Twitter:1ツイートで140字だが、拡散性に優れている
  • LINEメルマガ:登録した人にしか届かないが、距離感の近い発信ができる
  • ブログやnote:何千~何万字と書けるが、興味度の低い人には読まれにくい

 

上記の特性をふまえ、各段階でどのようにツールを使い分けるのか?その具体例が下記になります。

 

具体例:ツールを使い分けて顧客を育成する

認知・注意:TwitterやInstagram、Youtubeなど
興味・関心:LINEメルマガなど
検索:ブログ、noteなど
行動:販売サイトなど
共有:口コミサイトなど

 

上記は一例で、絶対的な正解はないのですが、あなたのターゲットに合わせて設計することが大切です。

 

とはいえ、最初から一気にすべて運用しようと思うと手いっぱいになってしまうと思います。

 

最初はまず「認知・注意」段階のターゲットに向けたSNS運用から始めつつ、徐々に余裕が出てきたら使い分けを意識するという進め方で大丈夫です。

 

ご自身のペースで検討してみてくださいね。集客に関する解説は以上になります。

 

この記事はそろそろ終わりにしようと思います。

 

最後に:不安な方は小さくはじめよう!小さく始める6つの提案も伝える

ネットショップをはじめたことのない方はおそらく、

・本当にお客さんがつくのか?買ってもらえるのか?
・自分の提供するものでお金をいただいていいのだろうか?

といった不安をいだいている方も多いのではないでしょうか。

 

実際、私自身もそうでしたし、ネットショップ運営をしている友人に聞いても最初はみんなそのような不安をかかえているようです。

 

ですが、当記事でご説明した内容を一つずつクリアし、少しずつ認知度が高まっていけば、少しずつお客さんがついてきてくれます。

 

「ちょっと怖いな~」、「自信がないな~」という方は小さく始めるのがコツです。

 

小さくはじめたい方への6つの提案

  • 集客不要のモール型ネットショップではじめる
  • 初期投資無料ではじめる
  • 商品価格は相場の最低価格からはじめる
  • 小規模でシンプルな商品やサービスからはじめる
  • ご満足いただけない場合に返金保証をする
  • モニターを募って、商品やサービスに関する感想や意見をもらう

 

ポイントは下記2点です。

なるべく費用や労力を少なくすること

万が一失敗してもクレームを小さくおさめるための事前対策をすること

 

小さくはじめつつ、売る・買っていただく経験を積み重ねていけば、自然と自信もついてきます。そして、お客さんの喜ぶ反応をうかがっているうちに、「怖い、心配」よりも「楽しい」が大きくなっていくはずです。

 

ということで、ご興味のある方はぜひ、チャレンジしてみてくださいね^^

 

この記事は以上になります。最後までお読みくださり、どうもありがとうございました!

 

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