こういった方向けの記事です。
Artgene(アートジーン)の登録から作品を出品販売するまでのすべての手順を、写真つきでわかりやすく解説しました。
作品を出品販売するためには、「会員登録(初回のみ)」「出品者登録(初回のみ)」「作品登録」の3つが必要になります。
慣れていないうちは見落としがちな注意ポイントや、つまづきそうなポイントも含めてまとめていますので、お役立ていただけるかなと思います。
会員登録・出品者登録・作品登録すべて無料です。作品が売れた際に、作品価格の一部が制作代金や手数料としてひかれる仕組みです。
なお、Artgene(アートジーン)の内容やレビューなどについては、Artgeneレビュー|口コミ・評判、メリット・デメリットの総まとめ【初心者にもおすすめなアート販売サイト】にまとめています。
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Artgeneレビュー|評判・口コミ、メリット・デメリットの総まとめ【初心者にもおすすめなアート販売サイト】
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それでは進めていきます。
会員登録(初回のみ)
step
1会員登録のページをひらく
TOPページの画面右上にある「会員登録」をクリックします。
step
2会員情報を記入する
下記の事項を記入します。
- ユーザー名※サイトに表示される名前です
- メールアドレス※ログイン時に必要
- パスワード※ログイン時に必要
- 性別※サイト非公開
- 生年月日※サイト非公開
- 住所(都道府県)※都道府県のみマイページに表示される
記入が済んだら、「登録する」をクリックすれば会員登録は完了です。
出品者アカウントにするには?
アカウントの種類は「一般・出品・法人」の3種類があり、作品を公開販売する方は「出品アカウント」にする必要があります。「出品アカウント」にするには、「出品者登録」が必要になります。
出品者登録をして「出品アカウント」になると、会員情報のページ上部に下記の表示がでます。
ということで、次に出品者登録の方法をご説明します。
出品者登録(初回のみ)
step
1出品者登録ページをひらく
左上のハンバーガーメニューをクリックします。
ハンバーガーメニューの中にある「出品者登録」をクリックします。
step
2出品者情報を記入する
下記の内容を記入します。
出品者情報の記入事項
- 本名(漢字) ※必須
- 本名(かな) ※必須
- 性別
- 生年月日
- メールアドレス
- 携帯電話番号 ※必須
- 現住所(漢字) ※必須
- 住所(かな) ※必須
- 本人確認資料 ※必須
- 運転免許証の裏面 ※運転免許証に限り、裏面登録が必須
- 振込先の銀行口座 ※必須
すべて記入したら「登録する」をクリックすれば出品者登録は完了です。
ポイント
出品者登録後、承認されると出品が可能になります。承認にかかる期間は、「1時間〜1営業日程度」が目安です。
承認されたら、出品者情報ページの上部に下記のような「✓承認済」マークが表示されます。これが出たら、出品が可能になります。
作品登録
1.作品登録のページをひらく
ハンバーガーメニューの中にある「つくる」をクリックします。
2.注意事項を確認する
画像をアップする前に、出品ガイドラインやデータ形式に関する注意事項を確認します。
ということで、赤枠で囲んだ①~③をチェックしきましょう。
①対応ファイル形式
下記の通りです。
- 対応ファイル形式:Jpegのみ
- データ容量:最大50MB
②仕上がりサイズ・アップロード画像サイズ
クリックして詳細を確認します。
③出品ガイドライン
クリックして詳細を確認します。
①~③の確認が済んで、作品画像に問題がないことが確認できれば、次に画像をアップロードしていきます。
3.画像をアップロードする
以下のいずれかの方法でアップロードします。
- ドラッグ&ドロップで画像をボックスの中に入れる
- ボックスの中をクリックするとファイルが開くので作品画像を選択して「開く」をクリック
画像が無事にアップロードできると、ボックスの中に画像が表示されます。確認できたら、「画像加工へ進む」をクリックします。
なお、データ容量が規定内であっても通信が弱いとアップロードエラーになることがよくあります。その際は画像容量を小さくするなど、工夫してみてくださいませ。
4.画像を加工する
以下7種類の加工を使って、自由に加工することができます。
- トリミング
- フィルター
- カラー
- 左ローテーション
- 左右反転
- 上下反転
- 画僧縦横比
注意
画像加工はやってもやらなくてもどちらでもいいのですが、「作品の周りに余白が入らない加工」にしたい場合に限り、「比率の指定が必須」になります。
比率の指定方法
「画像縦横比」をクリックしてプルダウンメニューから、「フリー」以外の比率を選択してください。
画像加工が済んだら、右上の「次へ」をクリックします。
5.額装と背景をえらぶ
以下の4種類の設定から、額装と背景を設定することができます。
- フレーム
- 余白
- 背景色
- 壁
一つずつ簡単にご説明します。
①フレーム
「フレーム」をクリックします。
ここでは、「フレーム」と、「フレームの縦横比」がえらべます。
赤枠の中から、フレームを選びます。フレームの種類は以下の通りです。
フレーム
- 木製ブラック 14mm
- 木製ナチュラル 14mm
- 木製ホワイト 14mm
- 木製ブラウン 14mm
- アルミブラック 11mm
- アルミシルバー 11mm
- 木製ブラック 20mm
- 木製ナチュラル 20mm
- シャビーグレー 40mm
- シャビーベージュ 40mm
- シャビーブルー 40mm
- シャビーイエロー 40mm
赤枠の中から、フレームの縦横比を選びます。フレームの縦横比の種類は下記の通りです。
フレームの縦横比
- 1:1
- 縦4:横5
- 縦5:横4
- 縦3:横4
- 縦4:横3
- 縦2:横3
- 縦3:横2
- 縦9:横16
- 縦16:横9
注意
フレームとフレームの縦横比が決まっても、まだ「保存する」はクリックしないでください。「保存する」をクリックするタイミングは、「フレーム」「余白」「背景色」「壁」のすべてが確定してからです。一度保存すると、編集できなくなりますのでご注意ください。
②余白
「余白」をクリックします。
ここでは、「余白マットの色」と、「余白マットのサイズ」がえらべます。
赤枠の中から、余白マットの色を選びます。種類は以下の通りです。
余白マットの色
- 印刷余白(マットなし)
- 白 2mm
- 薄玉子 2mm
- しもねずみ 2mm
- 利休 2mm
- 黒 2mm
- ST鉄 2mm
- ハンティンググリーン 2mm
- 山吹 2mm
- 緋色 2mm
- スカイ 2mm
- 水色 2mm
- メロン 2mm
- しろ桜 2mm
- ラベンダー 2mm
赤枠の中から、余白マットのサイズを選びます。種類は以下の通りです。
余白マットのサイズ
- 小
- 中
- 大
- 特大
③背景色
「背景色」をクリックします。
ここでは、作品の背景画像を設定することができます。背景画像を設定することで、作品の世界観を表現することができます。
実際に見ていただいた方が早いと思うので、背景画像のサンプルをご覧くださいませ。下記の通りです。
上の段の一番左はベージュ背景、上の段の一番右は白と青のグラデーションの背景です。
真ん中の2つは「背景色」ではなく、「壁」で設定することができます。「背景色」ではなくて、「壁」がいいよ~という方は、次の「④壁」の解説をご覧ください。
赤枠で囲んだ上の段で、グラデーションの上の色を。赤枠で囲んだ下の段で、グラデーションの下の色をえらべます。どちらも同じ色を選べば、背景色を単色にもできます。
④壁
注意
壁を選ぶと、「背景色」で指定した色はリセットされるのでご注意くださいませ。
「壁」をクリックします。ここでも、作品の背景画像を設定することができます。背景画像を設定することで、作品の世界観を表現することができます。
「壁」は全11種類からえらべます。作品の色や雰囲気に合わせ、かつ作品よりも主張しすぎない背景を選択するのがポイントです。
⑤最後に
「フレーム」「余白」「背景色」「壁」のすべてが確定したら、「保存する」をクリックします。
注意
先述しましたが、一度保存すると編集できなくなりますのでご注意ください。
6.作品情報を入力する
下記の情報を入力します。
作品情報の記入事項
- 作品カテゴリ―選択※必須
- 作品タイトル(30字以内)※必須
- 作品の説明(500字以内)
- ハッシュタグ
- 出力用紙選択※必須
- 作品価格「全サイズ共通で設定」or「サイズ別で設定」※必須
- 作品価格設定※必須
- カスタマイズ設定※必須
①作品カテゴリ―選択
プルダウンメニューにある全28種類の中から、該当するカテゴリを選択します。自分の作品に最もマッチするカテゴリをえらぶことがポイントです。
カテゴリ
- 現代アート
- 写真
- イラスト
- 油絵
- 日本画
- 水彩画
- 版画
- アクリル画
- 素描
- 墨絵
- ペン画
- クレヨン画
- スプレーアート
- 切り絵
- 貼り絵
- コラージュ
- ピクセルアート
- 点描画
- えんぴつ画
- パステル画
- グラフィティ
- グラフィックデザイン
- 3D CG
- ミクストメディア
- 書道
- カリグラフィ
- タイポグラフィ
- その他
購入者はカテゴリ検索から作品を選ぶことができるため、適切なカテゴリ設定がなされているほど、購入者に作品を見つけてもらいやすくなります。
②作品タイトル(30字以内)
作品タイトルを30字以内で記入します。英語、日本語、日付、作品ナンバーなど、さまざまです。他の方の作品タイトルを見るのも参考になります。
個人的には、見る人のイメージを制限しないようなタイトルづけを心掛けています。
③作品の説明(500字以内)※任意
作品の説明を500字以内で記入します。任意です。どんな気持ちを込めて作ったのか、どんなイメージを表現したか、どんなきっかけで作ったのか、素材やモチーフの説明などを記入します。
④ハッシュタグ※任意
ハッシュタグを記入します。任意ですが、ハッシュタグをつけておくと購入者に作品を見つけてもらいやすくなるため、設定するのがおすすめです。
「#ハッシュサジェスト」ボタンをクリックすると、たくさんの選択肢から選べます。
⑤出力用紙選択
プルダウンメニューの中にある全8種類の中から選択できます。
出力用紙
- プレミアムマット紙
- フォト光沢紙
- フォト半光沢紙
- アイフォトSモロー粗目
- 和紙
- キャンバス
- ハーネミューレ(ウィリアムターナー195)
- ハーネミューレ(フォトラグ188)
- ハーネミューレ(フォトラグバライタ)
左上のハンバーガーメニューの中にある「製作・加工について」から、各出力用紙の写真と説明を見ることができます。
⑥作品価格「全サイズ共通」or「サイズ別」
下記の2択から選びます。
- 全サイズ共通で設定:S・M・L全サイズ共通価格にする場合
- サイズ別に設定:S・M・Lサイズ別々で価格設定をする場合
⑦作品価格設定
全サイズ共通で設定する場合は、1か所に記入します。
サイズ別で価格設定をする場合は、記入欄の上にある「Sサイズ・Mサイズ・Lサイズ」のタブを切り替えながら、各サイズの価格を記入します。
価格を記入すると、下部に「作品価格」「Artgene手数料」「あなたの販売利益」が確認できます。「あなたの販売利益」が、作品が売れた際に出品者に入る利益です。
⑧カスタマイズ設定
下記3つを設定することができます。
- 用紙・フレームカスタム:購入者が用紙やフレームを自由にカスタムできるようにするか否か
- 出品設定:出品するか、または非公開にするか
- エディション:作品の販売数に制限を設けるか否か(1~5000まで)
7.出品する
作品情報の入力がずべて完了したら、最後に「利用規約」を確認してください。クレーム対応や問い合わせ対応、著作権など、今後の運用にあたって重要な事項がまとまっています。
利用規約に目を通したら、「確定する」をクリックします。
上記のメッセージボックスが出たら、出品完了です。 OKを押すと、「つくった作品」のページにとびます。
上記のように、左上に「出品中」と書かれた黄緑色のボックスが表示されていればOKです。
以上で、Artgene出品方法のご説明は以上です。おつかれさまでした!
最後に:販売しなくても、創作活動のおともにおすすめ
Artgeneは作品販売する以外にも、色々な楽しみ方ができます。
例えば下記の通りです。
- お部屋に飾ったイメージ画像をみる
- 作家同士のコミュニケーションをする
- さまざまな作品を見て創作のヒントをもらう
- いいねやリツイートなどで自分の作品にリアクションをもらえる
上記の通りで、作品を販売しなくても、創作活動のモチベーションを上げたり、スキルアップするためにも色々役立つな~と感じています。
会員登録・出品者登録・作品登録などにかかる初期投資は一切不要で、Artgene側の利益は作品が売れた際に一部ひかれる仕組みなので、その点でも安心して続けることができます。
ということで、気になっている方は是非チャレンジしてみてくださいね^^♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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