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毎年「今年こそ痩せるぞ」など目標を掲げても、結局変わらない
こんな自分を変えたいけど、能力や性格を変えるのは無理
こういった方向けの記事になります。
これを書いている私は、以下のように自分を変化させてきました。
私が自分を変化させた経験
- 未経験→独学でデザイナーに転職
- アート一筋のキャリア→コンサルに配置転換
- 未経験→独学でイラスト販売して収益5桁達成
- 未経験→独学でブログをして収益4桁達成
- 最長記録1km→ハーフマラソン大会完走
この経験もふまえて、変われない理由とその解決方法、具体的なコツなどについても、お話していきたいと思います。
自分を変化させる方法は、人生を大きく変化させ、幸福度もアップするので、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
あなたが変われない理由
それは、「自分は一生変われない」という思い込みがあるからです。
心理学者のキャロル・ドゥエックさんは、著書『マインドセット「やればできる」の研究』の中で、２種類の思考パターンを提唱しています。
下記の通りです。
- 硬直型マインドセット→「能力や性格は一生変わらない」と考える
- 成長型マインドセット「能力や性格はいくらで変えられる」と考える
どちらの思考パターンを持っているかによって、人生は大きく変わります。
具体例は下記の通りです。
硬直型マインドセット
- 勉強や読書など、努力が継続できない
- 悩みを解消できず自信を無くし、悲観的になる
- チャレンジしても無駄と考え、挑戦しない
- 自分には才能がないと烙印を押す
成長型マインドセット
- 勉強や読書など、コツコツ努力が継続できる
- 悩みを解消してどんどん自信がつく
- チャレンジを楽しみ、どんどん成長する
- まだ十分ではないけど、いくらでも能力は開発できると考える
あなたが変われないのは、「硬直型マインドセット」が原因かもしれません。
では、どうしたら成長型マインドセットになれるのか。
その方法を解説していきます。
成長型マインドセットになる方法【無視して行動】
結論は下記の通りです。
「自分は変われない」という思い込みを無視して行動することです。
行動して成果が出てくると、自然と思い込みがはずれます。
「できた」事実があれば、「できない」と思い込みたくても思い込めなくなります。
これが思い込みをはずし、成長型マインドセットになる一番早い方法です。
具体的にはどうすればいいのか？
次の項で、具体例を使って解説しますね。
【思い込みを無視して行動した具体例】私の場合
以下の５つの例でご説明します。
- デザイナー
- コンサル
- イラスト販売
- ブログ
- マラソン
デザイナー
- 思い込み：独学でデザイナーなんて無理
- 行動：作品を作って、クリエイター求人に応募
- 結果：デザイナーとして採用され転職
何も作らないまま、「私が独学でデザイナーになるなんて無理」と思っていましたが、思い込みを無視して、作品をたくさん作り、面接に応募してみたら受かりました。
コンサル
- 思い込み：アート畑一筋で来た自分がコンサルなんて無理
- 行動：独学でビジネスを学び、実務の中で企画や営業領域のスキルをアピール
- 結果：コンサルに配置転換
大学では絵ばかり描いて、就職してからはデザインを作るという人生だったので、経済学部や理系出身の人を差し置いてコンサルタントになるなんて、逆立ちしても無理と思っていました。
でも思い込みを無視して、ビジネスを自分で学んでスキルをアピールしていたら、「コンサルに配置転換しませんか」と声がかかり、配転しました。
イラスト販売
- 思い込み：私のイラストなんか買ってくれる人はいない
- 行動：イラスト描いてECサイトで売ってみた
- 結果：収益5桁達成
私のイラストなんて誰も買わないだろう…と思いながらも販売してみたら、収益５桁達成しました。
ブログ
- 思い込み：アフィリエイトなんて、どうせ儲からない
- 行動：ブログを始めてみた
- 結果：収益４桁達成
「アフィリエイトは儲からない」っていうのは裏返すと、「自分がアフィリエイトで儲けるのは無理」という思い込みが隠れていると気づき、思い込みは無視してとりあえず始めて継続してみたら、収益４桁達成しました。
マラソン
- 思い込み：長距離はからだ的に無理と思っていました
- 行動：自分でトレーニングしました
- 結果：ハーフマラソン大会をノンストップで２回完走
喘息があったり、走ると関節がずれるなど問題が多かったので、走っちゃいけない体だと思い込んでいました。
でも一つずつ問題を解決していったら、ハーフマラソン大会で２度完走することができました。
思い込みを無視するコツ【「やってみよう」に変換】
「無理」「できない」を「やってみよう」に変換するだけです。
具体的には、下記の通りです。
- 独学でデザイナーは無理→独学でデザイナーになってみよう
- アート畑一筋からコンサルは無理→アート畑一筋からコンサルなってみよう
- イラスト販売は無理→イラスト販売やってみよう
- ブログで収益あやしい→ブログで収益作ってみよう
- マラソンはできない→マラソンしてみよう
変換したら、あとはそれをやるための行動を考えて実行するだけ。
行動さえすれば、必ずなんらかの成果が出てきます。
小さな成果を積み重ねていくと、徐々に「できない・無理」という硬直型マインドセットの自分から成長型マインドセットの自分に変化することができます。
出だしは小さくはじめることが大切
ここまで聞くと、「この人は、さぞかし意思が強いんだな。」と思う方もいるかもしれませんが、それは勘違いです。
私は意思が弱いです。
意思に関係なくやるためには、「小さくはじめること」が大切です。
例えば下記の通りです。
【具体例】マラソンの場合
まずは500mだけ走ってみる→思ったより走れたし気持ちよかった→翌日もまた走ってみる→もっと走りたくなる→トレーニング法を調べてみる→つづく
【具体例】デザイナーの場合
まずはお絵描きしてみる→楽しい→憧れの作品を真似したくなる→下手だけどできて嬉しい→スキルUPしたくなる→練習する→つづく
上記の通りです。
「小さくはじめてみる」→「楽しい」→「もっとこうしたい」→「できた」→「楽しい」
上記のループを回している間に、小さな成功体験がどんどん積み重なっていきます。
最初のうちは成果は小さいかもしれませんが、小さな「できる」を積み重ねていくことで、「自分は一生変われない、できない」という思い込みを少しずつ覆していけるようになります。
セットでやること：既に実現している身近な人を見つける
自分が叶えたいことを既に実現している人を身近に見つけることも、成長型マインドセットに変化する有効な方法です。
これに関して、興味深い動画があります。
要約しますね。
陸上競技の有名な話だそうです。
20数年間、世界記録を更新する選手は現れていなかったところ、ヌルミという選手が更新した途端に、約1か月の間に世界記録更新者が立て続けに20名も出たそうです。
つまり、「実現できた人を知るだけで、できると考えられるようになる」ということです。さらに面白いのは、日本人選手の場合は、どこか遠い国の選手よりも中国人選手の記録により大きな影響を受けるそうです。
という内容です。
既に実現している人を身近に見つけることで簡単に思い込みがはずれ、実現可能性をあげるということが、アスリートの経験談で語られています。
少し長いですが、とても面白い動画なので、よろしければご覧ください。
文章で読みたい方は、動画下の概要欄に書き起こしがあります。
思い込みを捨てると、人生の風景が変わる
最後にポイントをまとめます。
- あなたが変われない理由は、「能力や性格は一生変わらない」という硬直型マインドセットを持っているから
- 思い込みを無視してひたすら行動することで、成長型マインドセットに変化できる
- コツは「無理・できない」→「やってみよう」への変換
- 出だしは小さくはじめることが大切
- 既に実現している身近な人を見つけることで変化は加速する
上記の通りです。
もともと、私は超硬直型マインドセットの人間でした。
でも、「思い込みを無視して行動してみたら、思ってもなかった素晴らしい方向に人生が展開した」という経験を重ねる間に徐々に、成長型マインドセットに変わることができました。
成長型マインドセットに変わると、人生を大きく変化します。
「人生が変わる」というのは大げさに聞こえるかもしれませんが、「今回の人生ではあきらめるしかない」と思っていたことが実現できるようになることは、「人生が変わった」と言いたくなるほどの体験です。
そして、出来るようになった喜びや、そこから見える景色、人との出会い、収益など、まったく予想していなかった様々な成果を、手にすることができます。
成長型マインドセットを身に着けられれば、人生の幸福度がアップします。
是非、この機会にトライしてみていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
ポチップ
