- 脱サラして自由な生活をしたい。
- ノマド生活にあこがれる。
- 実際に脱サラしてノマド生活している人のリアルな声を聞きたい。
こういった方向けの記事です。
下記の内容をお伝えします。
この記事を読むことでわかること
- 短期ノマド生活をしてみようと思った理由
- ノマド生活のタイムスケジュール
- ノマド生活で気づいたこと5選
- ノマド生活をするための準備
これを書いている私は脱サラして約1年が経ち、現在はフリーランスとして、場所や時間にしばられない生活をしています。ふと思い立ち、現在は日本の田舎でノマド生活をしています。
始めてまだ1か月も経ってない短期ノマド状態ではありますが、はじめたてだからこそ気づけていることや感じていることも多いと思うので、今後のための記録も兼ねて書き留めておこうと思います。
いつかノマド生活をしてみたい、短期ノマド生活にチャレンジしてみたいとお考えの方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは進めていきます。
短期ノマド生活をしてみようと思った理由
主な理由は下記の通りです。
- 場所や時間にしばられない生活にあこがれていた
- 環境を変えて、気分や考え方を変えたかった
- 環境を変えて、体調を改善するきっかけを得たかった
- 脱サラして1年が経ち、場所や時間にしばられない生活を構築できたので、東京にいる必要がなくなった
- 将来的に、完全ノマド生活をするための準備
もともとあこがれていたことと、将来的な必要性、今現在の必要性などが理由です。あとは実際に、短期ノマド生活をしても問題ない生活が構築できたために実行できたというのもあります。
そんな理由で短期ノマド生活を始めてみたわけですが、では実際にどんな生活をしているかということで、基本的なタイムスケジュールをまとめてみました。
ノマド生活のタイムスケジュール
今現在のスケジュールは大体下記の通りです。
7時 起床
~12時 仕事
~13時 昼食や出かける準備
~18時 自由時間(観光、散策など)
~20時 夕飯
~22時 自由時間(明日の仕事の仕込みや読書など)
22時 就寝
定住生活の時とあまり大きな変化はありませんが、こんな感じです。
仕事は午前中に終わらせます。
天気の良い日は少し遠くまで足をのばして、山に登ったり、歴史スポットを巡ったり、おしゃれなカフェを見つけたりしています。といっても、観光はすぐに飽きるので一通りさらったら、あとは畑や川や空を眺めたり、気に入ったカフェに通いつめたり、市役所の食堂や図書館に行ったり、街の散策をして過ごしています。
天気の悪い日や体調の優れない日は室内でゆっくりしたり、ショッピングモールで好きなものを食べたり、明日の食材の買い物などをして過ごしています。
ノマド生活の過ごし方が大体わかったところで、実際にノマド生活をしてみた私が気づいたことについて、次の項でお伝えしていきたいと思います。
【リアル】短期ノマド生活で得た気づき5選
ノマド生活をする前は、環境を変えると、気持ちが浮足立ってしまって仕事が手につかないのでは?とか、毎日観光ばかりで散財するのでは?など色々ネガティブな不安ばかりが頭をよぎっていましたが、実際にやってみたら、とても大きな変化がありました。
一つずつご説明していきます。
生活にメリハリがつく
定住生活の時との大きな違いは、生活にメリハリがつくことだと思います。 滞在期間というリミットがあるからです。
滞在期間を充実させたいので、ダラダラしている余裕はありません。毎日「今日は仕事の後にあそこに行こう、それまでにあの仕事を終わらせよう」という目標があるので、メリハリのある充実した時間を過ごすことができています。
嫌なことを思い出さないでいられる
日常の暮らしの中では、過去の嫌なことを思い出すきっかけがたくさんあります。例えば私の場合、近くのスーパーに買い物に行くと、近くに住んでる前職の同僚を思い出し、そこから、前職の嫌だったことを思い出したりします。
そういった日常から離れることで、自然と嫌な思い出が思い出されなくなります。考えようとしても、思い出されないので不思議なものです。
気持ちや思考が自然とポジティブになる
これは上記の延長の話ですが、過去の嫌な思い出を思い出すことがほどんどないので、それをきっかけに「自分はダメな人間だ、価値のない人間だ」などと思考がネガティブにかたむくことがありません。
自然と毎日ポジティブ思考を維持できるので、以前より好奇心やチャレンジ欲がわきやすくなったように感じます。おそらくこれまでは無意識のうちに打ち消してしまっていたのもあると思います。
また、思考が上向いているので、何かをやろうかなと思い立ったらためらいなくチャレンジできます。
クリエイティビティが活性化される
非日常にいることはクリエイティビティにも影響します。日常から距離をおいて意識が上向くと、思考をおさえつけていたタガが外れ、自由になります。
それに加えて、新しい環境で、見たことのない景色や人や文化にふれることで、クリエイティビティが刺激され、日々様々なアイデアがわいてきます。
「人生は変えられない」というメンタルブロックが外れる
一番大きい変化はこれかなと思います。
ノマド生活をやる前は、なんとなく「このままの生活がずっと続くのではないか」という思考が頭の中にありました。理屈ではそうではないことがわかっていても、変化のない日常の中にいると「自分では人生がコントロールできない」という錯覚してしまうものです。
でも実際にノマド生活をしてみると、「人生はこんなに簡単に変えられるんだ」と実感することができます。目の前の日常が変化しているからです。
短期ノマド生活は、“人生は変えられる”ことの一例としてあげるほどの大きな変化ではないかもしれませんが、“人生は変えられる”と実感することにおいては、私には十分効果がありました。
ちなみに、そう思えた理由としては、これまでとはまったく異なる環境での暮らしを、自分で準備して実現したというプロセスをふんだこともあると思います。
実際に「自分の力で準備して、これまでとまったく異なる生活を実現した」という事実そのものが疑いようのない証明として、「人生は自分の力で変えられる」ことを確信させてくれます。
以上が、実際に短期ノマド生活で気づいたことでした。
ここまで読んで、「ノマド生活してみようかな?」と思った方向けに、ノマド生活をするための準備について、次の項でご説明していきます。
ノマド生活をするための準備
私がやったことは下記の3点です。
- 生活に必要な物をシンプルにする
- ネット上で完結する仕事を確立する
- 短期ノマド生活中の達成目標を決める
簡単に一つずつご説明します。
生活に必要な物をシンプルにする
人によって異なると思いますが、私の場合は下記のあたりです。
- アイテム数を絞る
- どこでも入手できるものにする
- 家賃を究極におさえる
順番にご説明していきます。
アイテム数を絞る
特に女性は、洋服やスキンケアアイテム、コスメアイテムをたくさん持っている方も多いと思いますが、私は極力絞るようにしています。
荷物を極力軽くしておけば、簡単に移動できます。
具体的には、下記の通りです。
- スキンケアは化粧水とオイルのみ
- オイルはヘアケアやボディケア兼用
- コスメは、アイブローとパウダーのみ
- 洋服は、軽量性・機能性があって、組み合わせを問わないモノクロで統一
どこでも入手できるものにする
特に、洗剤やシャンプー・リンス、スキンケアアイテムなどの消耗品は、国や、都会・田舎を問わず入手できるものにしています。具体的には、石鹸やクエン酸、重曹、精油などで自作します。
「この化粧水じゃないと」とか、「このシャンプーじゃないと髪がきしむ」みたいなこだわりアイテムを、ノマド生活の中で買いそろえるのは大変です。買いそろえられなくても我慢はできますが、QOLは下がります。
「肌の調子がいまいち」とか、「帰ってあのシャンプーで髪を洗いなおしたい」みたいな、不足した気持ちで毎日を送ることになります。
ノマド生活でも一定のQOLを保つために、どこでも入手できるアイテムに慣れておくのが得策です。
家賃を究極におさえる
ノマド生活中も、自宅を持っておきたい場合の話です。私は今のところいつでも帰れるように、賃貸の自宅を契約したままにしています。長期留守にする場合、住んでいない家のために家賃を払うことになります。なので、極力家賃はおさえておくのがおすすめです。
都会でも都心を除けば3万程度、田舎であれば2万程度で借りられます。
ネット上で完結する仕事を確立する
ネット上で完結する仕事は色々ありますが、私の場合は以下です。
・ブログアフィリエイト
・EC販売
・Webで完結するコンサル
ノマド生活を始める前に、こういった仕事環境を確立しておくのがおすすめです。実際にやっておくことで、ノマド生活に移行しても安定的に仕事ができます。
具体的な仕事探し方法は、【5パターンある】クリエイティブ系フリーランスの仕事探し方法でご紹介しています。
こういった仕事環境を確立するために、私が行った準備は下記の通りです。
ノマド生活でも仕事ができる道具をそろえる
具体的には私の場合は、PC、Wi-Fi、ペンタブ、PC台などです。
ノマド生活を始めてからでももちろん道具はそろえられますが、配達の住所が定まらない状況での受け取りは面倒ですし、仕事も滞るので、そろえておけるとベストです。
ネット上のみのやりとりでOKなお客さんに絞る
客先訪問や、面直での打ち合わせを必要とするお仕事のご依頼もいただいていましたが、将来的なことを考えて、関係する方には「今後のお仕事はWeb上で完結するものに限定します」と徐々にお伝えしていきました。
ノマド生活に移行した時の内面の変化を予想しておく
環境が変化すると、感情や思考も影響を受けます。なので、例えば、「非日常生活に浮足立ってアイデアが浮かばない」とか、「集中できない」といったことが起こり得ます。
本当のところは実際にノマド生活に移行してみないとわかりませんが、このような想定の上で、環境の変化に影響されず安定的に仕事をする方法を自分の中で見出しておくことが役に立ちます。
実際に現在ノマド生活をしてみても、普段と変わらないペースで仕事ができています。
短期ノマド生活中の達成目標を決める
仕事を確立すると同時に、達成目標を決めておくこともおすすめです。
ノマド生活は日常から解放されて、毎日新しい景色や人と出会える、とても快適な生活です。
そんな生活の中ではつい際限なく遊びたくなってしまいます。
しかしノマド生活を継続していくためには、収入を確保する必要があります。
長期的なノマド生活を確立するためには、楽しいノマド生活の中でもある程度身を引き締めて仕事をする時間も必要です。
月の行動目標や売上目標を決めておくことで、1日に必要な仕事量が逆算できます。
まとめ:短期ノマド生活は人生を見直すきっかけにもなる
最後にポイントをまとめます。
ノマド生活で得られること
- ノマド生活には滞在期間のリミットがあるため、生活にメリハリがつく
- 非日常の中に身を置くことで、自然と思考がポジティブかつクリエイティブになる
- 実際に日常を変化させられたことで、「人生は自分の力でいかようにも変えられる」という実感を得られる
ノマド生活をするための準備
- 生活に必要な物をシンプルにする
- ネット上で完結する仕事を確立する
- 短期ノマド生活中の達成目標を決める
始める前はハードルが高いと感じていましたが、実際に飛び込んでみると、すごく簡単に実現できたことに気づきます。もし「脱サラしてノマド生活」を目指していらっしゃる場合は、有給休暇をとって、短期ノマド体験をしてみることをおすすめします。
期間は短くても、実際に体験してみることで得られる心理変化はとても大きいです。何よりも、「人生を自分の力で大きく変化させることができる」という実感は、色々なしがらみで凝り固まった意識や日常を開放し、本当に生きたい人生を見直すきっかけになりますよ。
それでは、以上で終わりにしようと思います。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
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