仕事のなやみ

会社に行きたくない方へ|自然と退職決断できる5つの方法

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あなた

退職を迷っている人「会社を辞めたい。だけど色々不安や心残りがあって決断ができないまま時間ばかりすぎていく...簡単に決断できる方法を知りたい。」

こういった方向けの記事です。

 

この記事でわかること

  • 退職を決断できない理由
  • 退職を決断するための5つの課題と対策

 

この記事では、先日会社を退職したばかりの私が、実際に行った方法をご紹介しています。私が退職した時の状況はそれなりに難易度が高い状況だったので、ひとつの参考事例として役立ていただけるのではないかと思います。

 

仕事は大半の人にとって、人生の多くの時間を使うものです。そんな多くの貴重な時間を、「辞めたいのに、辞められない」という気持ちではなく、「この道を選んでよかった」と思いながら過ごせる人が増えたらいいなと思います。複数ご紹介していますので、是非ご自身に合う方法を探してみてくださいね。

 

退職を決断できない理由

 

結論はシンプルで、

「退職を決断できないもとになっている、心配や不安を解決できていない」からです。

 

あなたが今、労力と時間を使って、この記事を読んでくださっているということは、「退職したい」という意思は固まっているということだと思います。それでも退職を決断できない理由は、退職を決断できないもとになっている心配や不安を解決できていないから。退職を思いとどまる原因になっている課題を明確にし、解決することで、自然と退職できるようになります。

 

たとえば下記の通りです。

心配や不安:家族がいるから、収入が途絶えると困る
課題:収支状況を具体的に把握していないこと
対策:収支状況を具体的に計算する

 

漠然とした不安や心配から、「課題を具体化する」ことで、「対策を立てる」ことができます。「家族がいるから、収入が途絶えると困る」という漠然とした悩みを漠然としたままにしておくと、「退職して収入が途絶えたら、直ちに生活できなくなる」ような気もしてしまいますよね。

 

でも、課題を具体化して対策を立てれば、「貯金だけで2年間生活できるから、転職活動する時間は十分にある」とか、「退職後のためにもう少しだけ貯金を増やしたいから、あと1か月働こう」といったように、次の行動を考えられるようになります。 

 

ということで、よくある課題とその対策をまとめてみました。ご自身に当てはまるものを探してみてくださいね。

 

5つの課題と対策【実例&ワークシート付き】

 

よくある課題は、以下の5つです。

  1. 退職後の収支イメージがついていない
  2. 退職を申し出る最適なタイミングを把握できていない
  3. 仕事に求めることを明確にできていない
  4. 自分の決定に自信が持てない
  5. 転職活動する気力がわかない

 

課題ごとに対策を解説していきます。

 

退職後の収支イメージがついていない

対策1:収支の計算をする

 

お金の心配や不安がある方におすすめです。退職して収入が途絶えたと仮定し、貯金を切り崩して生活する場合の収支のシミュレーションをします。

 

この対策をすることで得られる効果

  • 貯金だけで生き延びられる期間を知ることで、転職時期の目安になる
  • 「万が一、退職後すぐに転職先がみつからなくても大丈夫だ」と、精神的な余裕が生まれる

 

イメージは下記の通りです。

※クリックで拡大できます

 

費目項目は大体以下の内容を参考にどうぞ。

・収入・資産:失業給付金、不動産、副業収入など
・支出:家賃、水道光熱費電気代、年金・社会保険、スマホや通信費、食費や日用品、各種税金

※他には、ご家庭のある方はお子様の養育費や教育費、次のキャリアに独立を考えている方は事業投資の出費などもあります

 

退職を申し出る最適なタイミングを把握できていない

 

対策1:会社や業務の繁閑を把握する

 

退職を切り出すタイミングを迷っている方におすすめです。

 

この対策をすることで得られる効果

  • 「こんな忙しい時に!?」とか、「もっと早く言ってよ!」といった悪い反応を引き起こして、退職日まで会社に居づらくならないようにする
  • 繁閑を把握し、退職を切り出しやすいタイミングがわかれば、期限の目途がつき、行動にも一層ドライブがかかる

  

タイミングは、業界や仕事の内容、社内や顧客の状況などによって様々ですが、大体以下のあたりを参考にして、考えてみてください。

・一緒に働く仲間や、顧客への影響を考える
⇒1年の中で、閑散期にあたる時期は?
⇒現在担当しているプロジェクトが完了するタイミングは?
⇒業務の引継ぎが完了するタイミングは?

・管理職や所属組織への影響から考える
⇒期初の目標設定が始まる前のタイミングは?
⇒戦略や人材配置の検討に影響しないタイミングは?

 

あくまでも、あなたが辞めやすくなることが目的です。基本的には、労働契約の一方的な解約は法律で認められているので、いつ辞めても問題はありません。(厳密には、「何か月前に申し出る」といった条件があるので、契約書を確認してください)

 

対策2:退職規定を確認する

 

「退職届を拒否られたらどうしよう・・・」と不安に思っている方におすすめです。

 

この対策をすることで得られる効果

  • 労働者が労働契約を一方的に解除することは、基本的に法律で認められているにも関わらず、「辞められたら困る!」などという横暴な上司に悩まされている。そのような場合にも、横暴な上司に言い返す武器になってくれる

  

私が実際に確認した項目を以下にまとめました。(法律の専門家ではないので、あくまでもご参考までに。)

・何か月前までに告知すべきか(予告期間)
・正式に退職届が受理されるまでの方法(誰に言うのか/口頭OR書式)
・退職届の書式や、そのほか提出・返還物

※雇用期間に定めがある場合(有期雇用契約)は期間途中での辞職は不可。やむを得ない理由がある場合を除く。

   

仕事に求めることを明確にできていない

 

対策1:メリデメ比較表を作る

  

仕事や働き方に関して何を大切にしたいかが、自分でもよく整理できていない方は、書き出してみることがおすすめです。

特に、書き出すだけではなくて、一つひとつの重要度もふまえながら、定量的に比較したい方や総合的に判断したい方におすすめの方法です。

 

この対策をすることで得られる効果

  • 感覚的に判断するのではなく、定量的に検討したうえで判断するので、より納得性をもって決断することができる 

 

なんでも理詰めで考えたい私にとっては、個人体に一番フィットした方法でした。

また、ここまで時間と労力をかけて退職を検討していること自体に、すごく退職したがっている自分の本心が表れているように感じ、決断を大きくあとおししてくれました。

 

私が作成した実例がこちらです。

クリックで拡大できます

  

作成手順

作成手順をご説明していきます。下の表中の赤字①~⑩と、以下にご説明する作成手順を照らし合わせながら読んでみてください。

末尾でフォーマットデータを配布しています。よろしければお使いください。

 

クリックで拡大できます

step
1
図表中①:比較検討項目を書く

働く環境や内容について、重視する項目を10個記入します。

  

step
2
図表中②:各項目の優先度を記入する

各項目の優先度を記入していきます。
私は大体以下のような基準でつけています。

・4段階
低ランク:0.5点/中ランク:1点/高ランク:1.5点/最高ランク:2点

・5段階
最低ランク:0.4点 / 最低ランク:0.8点 / 中ランク:1.2点 / 高ランク:1.6点 / 最高ランク:2点

 

合計して「10点」になるように記入してください。まず、上記のルールですべて配点してから、合計して10点を超えた分を、0.1ずつ差し引きして調整していくといいです。

    

step
3
図表中⑤&⑧:状況を記入する

⑤には、このまま会社に残った場合を前提として、それぞれの項目の状況について、満足していることや、不満に思っていることを記入します。

⑧には、退職した場合を前提として記入します。転職先が決まっている場合は、転職後に想定される状況について満足していることや、不満に思っていることを記入します。

(私は、退職後のキャリアとして独立を考えていたので、独立したら・・・という前提で記入しています。)

 

step
4
図表中⑥&⑨:満足度を記入する

⑤と⑧で記入した内容をみながら、各項目に満足度を記入します。「1~10」のいずれかの数字で記入してください。

自分にとってその状況が望ましいものであれば高い点数を、望ましくない点数であれば、低い点数をつけていきます。

   

例えば、こんな感じ

「ワークスタイル」の⑤と⑧の満足度を記入する

私は在宅ワークが理想なので、

⑤の「基本出社勤務」⇒0点
⑧の「在宅ワーク」 ⇒10点

このように配点しました

  

step
5
合計点を確認する

 

フォーマットを使って作成すると、自動的に合計点数がでてきます。(フォーマットは、ステップの最後にあります。)

会社に残ると、退職する場合、それぞれ何点でしたか?私は、会社に残った場合は「41.5点」、退職した場合は「74点」でした。

私の場合は、退職後のキャリアは独立希望のため、これから準備していく部分が多く、状況に未確定要素が多いですが、会社継続と退職で約30点もの開きがあることから、自分次第で挑戦できたり、自分で道を選べるということ自体に価値を感じているということが再確認できました。

  

下記に、フォーマットデータを置いておきます。クリーム色のセルに記入すれば、自動的に点数が出るようになっています。ご自由にお使いください。(もちろん無料です。)

 

自分の決定に自信が持てない

対策1:信頼している人に相談する

 

狭い視野や、偏った視点で考えてしまっていないか?自分の判断は正しいのだろうか?いまいち自信が持てないという方におすすめです。

 

この対策をすることで得られる効果

  • 他者の視点を得られ、決断に自信が持てるようになる
  • 自分の本音を確認できる
  • 退職日まで応援してくれる協力者を得られる

 

客観的な意見を聞いて多面的に検討することが、一層決断に自信を与えてくれます。また、相談して感想や意見をもらった時に、自分の気持ちを観察することも有効です。「わかってもらって嬉しい!」なのか、「共感されると困る・・・」など、他者との会話への自分の反応を通して、本心に気づきやすくなります。

 

私が相談時に注意したことを、以下にご紹介します。

  • 人選
    ・管理職、または会社や市場環境をよく理解している人
    ・自分のこれまでのキャリアや特性をよく知っている人
    ・利害関係がなく、率直かつ親身に意見をくれる人
  • 相談
    ・退職したい理由や不安なことなど、客観的に意見が欲しいことを事前に整理する
    ・「言っちゃったから辞めないと気まずい」と余計なプレッシャーにならないよう、まだ迷い中で辞めない可能性も大いにあると強調しておく

 

あまり人に相談する習慣のない方も、この機会に、是非相談してみてください。他者に説明しようとすると、自然と思考が整理されますし、親身になってかけてくれる言葉は、とても大きな心の支えになってくれます。

 

対策2:プロに相談する

 

身近な相談者ではこと足りないという方は、プロにご相談するのがおすすめです。

 

この対策をすることで得られる効果

  • 知り合いには言いづらい悩みも言える
  • 複雑、あるいは法律などの専門的な悩みでも、有効なアドバイスを得られる
  • フラットな立場からの意見が得られる

 

私が実際に使ったところはこちらです。

  • 法律に関する相談をしたところ→ほっとらいん|厚生労働省の労働条件相談

    法律ど素人の質問でも、わかりやすく根気強く教えてくれます。もちろん無料です。

  • キャリア含め人生まるごと相談したところ→パートナープログラム|cotree

    転職の相談はキャリアの専門家に...ということで、転職支援サービスを利用する方は多いと思います。でも実際には転職検討の悩みって、仕事のことだけじゃなくて、家庭のことだったり、自分の性格だったり、複合的な悩みだったりしませんか?そんな時は個人的にはこちらがおすすめです。仕事という枠にとらわれず、退職に関することから仕事も家庭も自分のこともすべてひっくるめて相談して頭の中を整理することができます。

  

転職活動する気力がわかない

  

対策1:外部サービスを利用する

 

「転職活動、億劫だな~」「転職やりきれる自信がない」という方は、外部サービスに頼るのがおすすめです。

 

この対策をすることで得られる効果

  • 転職エージェントを利用すれば、求人紹介や面接予約など、担当者が主体的に動いてくれる。
  • 転職サイトのオファー機能を使えば、情報を登録しておくだけで複数のオファーが受けられる。

 

気力がわかない時期でも、ほぼ待ってるだけで半強制的に転職を進められるサービスやコンテンツが豊富にあるので、是非活用してみてください。特にブラック企業にお勤めで、日々モチベーションも自己肯定感も落ちまくりという状況にある人は、自分のやる気が復活するのを待つよりも、外部に頼った方がサクサク進められますよ。

 

一口に「転職支援サービス」と言っても色々種類がありますので、種類ごとに紹介します。

    

転職エージェント

業界に詳しいキャリアアドバイザーとの面談を経て、応募書類や面談のアドバイスなどの面接対策や求人紹介などの支援が受けられます。

 

  • リクルートエージェント:保有求人数は約10万件。業界最大手ならではの圧倒的な求人数と、業種や職種の幅広さが特徴。登録者は若手から管理職層と幅広く、年代も20代が約50%、30代が25%、4,50代以降が25%と幅広く対応しています。
  • マイナビジョブ20's:登録者の85%以上が社会人3年以内の20代。主に第二新卒・既卒・フリーターの就職・転職支援を中心にした転職エージェントサービス。経験やスキルに自信のない人にもおすすめです。
  • マイナビエージェント:第二新卒から経験豊富な30代までを中心とした転職エージェントサービス。優良企業の求人が多く、中小企業への転職支援を得意としている。はじめての転職や好条件での転職を目指す人から支持されています。

 

転職サイト

Web上での求人検索や求人応募が可能。各社、経歴を登録することでオファーを受け取る機能もあります。

 

  • リクナビネクスト:業界最大手ならではの、対応地域や業種、職種の圧倒的な幅広さを誇る転職サイト。転職者の約8割が登録しています。応募書類作成ツールやレコメンド機能、転職仲間機能など転職活動を効率的にすすめるための機能が豊富なのも特徴のひとつ。
  • ミイダス:経歴や経験・スキル情報から市場価値を分析して、あなたを求める企業から直接オファーが届くサービスです。オファーを受けた時点で書類選考通過しているため、面接が確約されています。行動特性やパーソナリティ診断をすることで、より自分にフィットしたオファーを受けることができます。

     

転職代行サービス

退職希望者に代わり、退職の意思を会社に伝えてくれます。退職の意思を受け入れられず困っている、自分ではうまく伝えられない状況にあるという時に便利なサービスだと思います。例えば代表的な2社だと、以下のサービス内容

顧問弁護士監修/料金は正規・非正規雇用共に業界最安価格帯/LINE・メールのみ24時間365日対応可能/全国対応(ただし、未払い賃金の請求や、ハラスメントに対する慰謝料請求など、法律に関わる交渉はサービス範囲外)

     

    

職務経歴書作成代行サービス

退職希望者に代わり、職務経歴書や履歴書を作成してくれます。作成だけでなく、添削だけや書類作成アドバイスなどもあります。

転職エージェントでは添削サービスとかもあるので、無理に使う必要のないサービスではありますが、無気力状態になってしまって自分で書くのは無理・・・という方にはおすすめのサービスです。

私の友達には、「退職したい」と長年思いながらも無視して働き続けた結果、鬱になってしまって自分で行動する余力がなくなってしまったという例もありました。

鬱とまでいかなくても、ブラック企業に長年身を置き続けて、無気力になっている方も多いはず。無気力状態の時に、転職の書類作成って結構ハードですよね。

書類作成は代行で進めて、面接で言うことと矛盾しないように読み込めばOKです。いくつか参考リンクを置いておきます。

     

     

人生の手綱をにぎろう

 

最後にポイントをまとめます。

    

5つの課題と対策

  1. 退職後の収支イメージがついていない
    ⇒(1)収支計算をする
  2. 退職を申し出る最適なタイミングを把握できていない
    ⇒(1)会社や業務の繁閑を把握する
    ⇒(2)退職規定を確認する
  3. 仕事に求めることを明確にできていない
    ⇒(1)メリデメ比較表を作る
  4. 自分の決定に自信が持てない
    ⇒(1)信頼している人に相談する
    ⇒(2)プロに相談する
  5. 転職活動する気力がわかない
    ⇒(1)外部サービスを利用する

    

気力がわかないときに頼れる外部サービスまとめ

    

転職エージェント

  • リクルートエージェント:保有求人数は約10万件。業界最大手ならではの圧倒的な求人数と、業種や職種の幅広さが特徴。登録者は若手から管理職層と幅広く、年代も20代が約50%、30代が25%、4,50代以降が25%と幅広く対応しています。
  • マイナビジョブ20's:登録者の85%以上が社会人3年以内の20代。主に第二新卒・既卒・フリーターの就職・転職支援を中心にした転職エージェントサービス。経験やスキルに自信のない人にもおすすめです。
  • マイナビエージェント:第二新卒から経験豊富な30代までを中心とした転職エージェントサービス。優良企業の求人が多く、中小企業への転職支援を得意としている。はじめての転職や好条件での転職を目指す人から支持されています。

      

転職サイト

  • リクナビネクスト:業界最大手ならではの、対応地域や業種、職種の圧倒的な幅広さを誇る転職サイト。転職者の約8割が登録しています。応募書類作成ツールやレコメンド機能、転職仲間機能など転職活動を効率的にすすめるための機能が豊富なのも特徴のひとつ。
  • ミイダス:経歴や経験・スキル情報から市場価値を分析して、あなたを求める企業から直接オファーが届くサービスです。オファーを受けた時点で書類選考通過しているため、面接が確約されています。行動特性やパーソナリティ診断をすることで、より自分にフィットしたオファーを受けることができます。

     

転職代行サービス

    

職務経歴書作成代行サービス

    

「会社に残る」・「退職する」、いずれの決断をするにしても最終的に一番大切なのは、自分の意思で進む道を選ぶことだと思います。

心配や不安、恐れ、遠慮などで、いつの間にか自分の人生をコントロールする手綱を誰かに引渡してしまってはいませんか?

もしそうだとしたら、今感じている「退職したい」という気持ちは、人生の手綱を握りなおすチャンスだと思います。

是非、どれか一つでもいいので、実際に行動にうつしてみていただけると嬉しいです。

   

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

    

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